もっちゃりしていた猫の腹回りとか尻尾とかを削って細身にした。
うに丸(うちの飼い猫)っぽくなってきた。
よしよし。
木を彫ってて面白いな、と思うところは、目で見た対象をその形に似せていく瞬間。
実物の猫を見てから、木彫り猫を見て、この部分がいらないな、と削ると、だんだんその猫に似ていく。
なんか違う、っていう事も多くて、そういう時は、なんか違うけど何が違うのかよくわかんないな。おいておこう、と後回しにする。
別の角度から彫り進めていくうちに、気づいたらなんか違う部分が無くなってたりする。
そういう時に、面白いなって思う。
その一方で、なんか違う部分が解消されないまま、でもこれ以上彫ったら取り返しがつかなくなるから、諦めてくれ!って箇所もある。
ここら辺は経験がものをいうのだろう。
早くイメージ通りに迷いなく削っていけるようになりたい。
イメージが触れる立体になるってすごいことだ。
さて、これ以上彫ってもどうにもならなさそう。というところまで彫り進め、ようやく着色作業。
今回はうちの猫の中でも一番私になついているうに丸くんがモデル。
黒猫だけど、日の光が当たるとうっすらこげ茶に見える毛皮なので、楠の下地の色が出るように黒を薄めて色を塗った。
毛皮部分はいいんだけど、目を塗るときに筆の毛先がパサつく!
文房具屋で買った安物のぺんてるの面相筆が!ピンポイントで塗りたいところに濡れないジレンマ。
面相筆はいいのを買うべきですね。細かい作業をするならば、安物で済ませちゃだめ。
細かい作業をやる度にものすごいストレスになるから、ケチったら結局高くつくことになるっていうね。
ああ、もう面相筆だけは、タミヤのいいのを買おう。
そう決意しながら、使い勝手のわるい面相筆で描いたうに丸くん。
木を彫っただけだと、
うーん、まあ、うに丸?
って感じだったけど、色を塗ると、うに丸になった。似てるし、カワイイ。
自画自賛だけどもカワイイし!
けつぷりだし!
タミヤの道具は使えるものが多くて、いろいろとお世話になってる。プラモデル用としてよく陳列されているけど、もっと一般向けのツールとして多くの人に認知されてもいいのに。
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