ぬいぐるみと一緒に美術鑑賞

うに号がいると外に出掛けようという気持ちになるので、引きこもり人間が、健全な人間に矯正されているような気がする。

ぬいぐるみ効果素晴らしい。

でも、ぬい撮りをしていると変な目で見られている気がするので、いつもびくびくしている小心者です。

そんな小心者が土曜日に埼玉県立近代美術館に行ってきた。

ちょっと大きい公園の中にある北浦和にある美術館。

今回の企画展はブラジル先住民の椅子という、ブラジルの先住民が作った椅子の展示。

先住民とか原住民とか好きなんですよ。太古から脈々と続けられている営みを垣間見るのを。素朴で純なる元素みたいなもの。始祖のエネルギーを感じられるのではないかと、そういうのを感じたいのです。

なので近所だったこともあり行ってきた。

埼玉県立近代美術館と提携している駐車場が中山道沿いにあったのでそこに停めて公園に入り、ところどころで写真を撮りながら美術館へ。

案内の人に駐車券を渡して300円の割引を受けます。一時間無料とかではなく、300円割引のみ。でも割引があるだけありがたい。

企画展示は2階ですが、一階にいろんなデザイナー椅子が置いてあります。うに号を座らせて写真に撮りまくります。かわいいですね。

そして2階で椅子を見まくります。

これが椅子!?ってデザインにびっくりです。

そして動物の彫刻が自由で柔軟な発想でユーモラスで身悶えながらにっこにこ。

だけど、途中でVTRが流れていて、それを見てしまったゆえ、後悔する。正直、見なきゃよかった。

そのVTRは、椅子の制作者の一人がインタビューに答え進むVTR。その中で彼は芸術家として認めて欲しい的なことを言ってた。でも、言及しているのはお金のことで、商売として大成したい。と。

指示通りのデザインで作ってくれ、と言われたらどうするか?という質問に、喜んで作る、と答えたのを見て、この人は芸術家ではなくて、ただの商売人なんだな、と残念な気持ちになった。

芸術家は人に指示されて作る人ではない。自らの表現したい心を自分の思う形に作り上げる人であると思っているし、そうでいて欲しい。

私が今日見てきた椅子たちは、芸術品ではなくただの商品か、と思うと、とても色褪せてしまった。

商品としてみるならただの土産物屋に売ってる民芸品だ。お金を払って見るようなものでもない。と思ってしまう。そんな心で作られたものだったのか、と思うとやるせなくなった。

それでも、そのVTRを見た後で見つけたウルフという人の作った椅子は、民芸品であっても素晴らしいと思えるものだった。それが民芸品だろうと芸術だろうと関係なく、見ていてとても心地よい、と思えるもの。

こんな芸術的な曲線が見られるならなんでもいい。

最後に彼の作る作品に出会えてよかった。この展示を見にきてよかった。

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